福岡大学西新病院では、以下のような症状について対応できるようにしています。
1.どの診療科を受診すべきか迷う場合
当院では、一般内科の他、循環器、消化器、糖尿病・代謝・内分泌、呼吸器、脳神経等の専門領域に対する診療をおこなっています。
労作時息切れといった、心不全や呼吸器疾患の鑑別が困難な場合も多く、そのような場合に、内科へご紹介いただければ、患者さんの診察を行い、適切な診療科での診療につなげてまいります。同じことが、胸腹部痛でも考えられます。
判断に迷うような場合には、まず内科を受診してください。
2.睡眠時無呼吸症候群
近年医療側および患者側いずれにおいても啓発が進んできた病態のひとつに睡眠時無呼吸症候群があげられます。
症状としては、
①昼間の眠気や倦怠感
②いびきがひどい
があり、合併する病態としては、肥満、高血圧、心不全等が挙げられます。そのような際に、まず外来で簡易ポリグラフ検査を施行し、必要に応じて1泊2日入院での終夜睡眠ポリグラフ検査を施行し、睡眠時無呼吸症候群の有無および程度の判定を行い、持続陽圧呼吸療法(CPAP)の適応等を判断いたします。
3.禁煙外来
当院では、以前からニコチンパッチおよびバレニクリンを使用した禁煙外来を行っています。毎週月曜日の午後に予約制で行っております。
4.遺伝カウンセリング
近年、ゲノム情報を用いた医療が様々な分野で展開されるようになってきました。遺伝性のある病気が疑われる場合は、当院の内科へご相談ください。臨床遺伝専門医がご相談に対応して、必要であれば九州大学病院等の遺伝医療部へ橋渡しをしております。