診療科目 | 内科、循環器内科、消化器内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、呼吸器内科、感染症内科、血液リウマチ科、脳神経内科、放射線科、小児科、健診科 |
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病床数 | 117床、特別室6床、個室9床、CCU2床、4人室100床 |
外来受付時間 | 午前8時30分~午前11時(平日) |
外来検査 |
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入院検査 |
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特徴 | 1.機器の共同利用と病床の活用 紹介された患者に高度医療機器の共同利用および共同診療を通じて最善の治療を受けられるよう、紹介医に病院が開放されている。これにより、入院時から退院時まで一貫して患者の容態の変化や病状を把握でき、継続性のある診療が可能になる。 2.外来紹介型病院 |
(福岡市医師会病院 ⇒ 福岡市医師会成人病センター ⇒ 福岡大学西新病院)
昭和38.10. 21 | 福岡市中央区古浜町にて開院(30床) 名称「福岡市医師会病院」 地上4階、地下1階、延べ面積628.41坪 |
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58. 3. | 福岡市医師会病院閉院 |
58. 4. 1 | 現在地の福岡市早良区祖原15-7に移転開設(120床) 名称を「福岡市医師会成人病センター」に改称 鉄筋コンクリート造 地下1階、地上4階、 敷地面積3,615.348m² 延床面積6,468.71m² |
58. 7. 1 | 健康教育センター・集団健診部開設 延床面積581.64m² |
58.12. 1 | 開放型病院の承認(100床) |
61. 8. 1 | 紹介型病院の承認 |
62. 4.28 | 救急病院の認定(内科) |
平成2. 4. 1 | 循環器専門医研修施設の指定 |
2. 5. 1 | 紹介外来型病院の指定 |
4. 3. | 健康教育センター等を発展的解消 |
5. 9. | 集団健診部事業中止 |
10.11.30 | 日本糖尿病学会教育施設認定 |
12.12. 1 | 日本消化器内視鏡学会指導施設認定 |
14. 4. 1 | 日本老年医学会認定施設承認 |
15.6.17 | 病床区分届け出を「一般病床」で登録 |
16.11.29 | 病院機能評価 Version4認定 |
18.4.1 | 一般病棟入院基本料10:1 |
19.7.1 | 一般病棟入院基本料7:1 |
21.4.1 | DPC対象病院 |
21.11.1 | 病院機能評価 Version6認定 |
22.6.1 | 新医師会病院検討プロジェクト開始 |
22.9.1 | 経営分析・企画室設置 |
22.10.1 | 栄養管理・NST実施施設認定 |
23.4.1 | 院内組織変更(医療技術部・企画情報部設置) |
23.4.1 | 総合診療内科開始 |
24.4.1 | 日本インターベンション治療学会研修関連施設認定 |
25.1.1 | 日本内科学会教育関連病院認定 |
25.4.1 | 日本不整脈学会・日本心電図学会認定専門医研修施設 |
26.10.1 | 電子カルテ導入 |
28.2.5 | 病院機能評価 一般病院1 3rdG:Ver.1.1認定 |
30.4.1 | 事業譲渡に基づき、福岡大学西新病院に医療機関名変更 小児科の新設 |
31.4.1 | 脳神経内科標榜 |
令和3.4.1 | 土曜診療休診(令和3年1月より試験運用) |
医師会病院時代
昭和35年当時、我が国は国民皆保険の大きな波の中にあったが、厚生医療機関の整備は停滞を重ねていた。栃木県において日本医師会の指導と地元医師会の奮起により医師会病院の第1号が建設され、同時に集団検診や血液銀行など必要な社会資本も併設されるにあたり、地域社会と密接した医師会病院建設の期待と機運が全国的に高まっていた。
一方、昭和35年1月1日、福岡市国民健康保険の発足を機会に福岡市医師会では臨床検査センターを発足させ、市内の病医院から検査物を預かり浜の町病院などに検査を依頼するメッセンジャー型式のサービスを実施していたが、月を追う毎に依頼件数が加速度的に増加し、人員の強化と会員が自由に利用できる検査機関の設置が強く望まれるようになっていった。
このように、日本医師会の勧奨や検査機関の需要拡大等と相まって成人病診療(人間ドック的なもの)を中心とした30床ないし50床の検査センターを主体とする病院建設の必要性が高まり、昭和38年11月1日に開院となった。
成人病センター時代
昭和53年10月、進藤一馬福岡市長より当時の石田正太郎医師会長に「西新病院廃止後の活用について」の打診があった。すなわち1階を急患診療センターとし、残余部分と2階以上を成人病対策のための、いわゆる成人病センターとした法人経営による活用のための具体策と意見を求める内容であった。
検討の結果、福岡市医師会は現在の医師会病院を西新病院跡地に移し、休日急患診療センターを医師会病院跡に移すことを提起し、進藤市長宛回答した。
その結果、昭和58年4月1日をもって敷地面積3,615.348m² 鉄筋コンクリート造地下1階、地上4階、延床面積6,468.71m² 病床数120床の「成人病センター」が完成し、以来今日まで地域医療の中核施設として貢献している。