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診療のご案内

放射線部では、被ばく低減を考えた安全でやさしい検査と診断価値の高い画像の提供に努めています。放射線部で行っている検査は一般撮影、MR検査、CT検査、RI検査、透視検査、心臓カテーテル検査ですが、今後の目標として最先端の画像診断装置の導入や更新によってさらに質の高い検査を提供し診療に貢献できるようにしたいと考えています。

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     検査予約依頼について

1.一般X線撮影

Figure 1

放射線の一種であるX線を照射して写真を撮る検査です。
人は骨、筋肉、脂肪、血液などでできており、それぞれの臓器のX線吸収率が異なるため、その差を白黒の画像としてモニターに表示することができます。
撮影機器は最新鋭のフラットパネルディテクター(FCR)で鮮明な画像が得られます。

2.CT検査

X線CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)とは、X線を利用して人体の輪切り像を得る検査です。コンピュータを用いた特殊な画像処理を行うことで体内のより細かな情報を得ることが可能です。血管や病変をより鮮明に映し出す造影剤というお薬を使用することで、病気を早い段階で見つけたり病気の性質を調べたりすることが可能です。

福岡大学西新病院では、高速マルチスライスCTを導入いたしました。
この装置は、瞬時に細かく80断面(スライス)が同時に撮影できる最高水準のマルチスライス技術を搭載していますので、撮影時間の短縮が可能になり、高いレベルの検査を行う事が出来るようになりました。
頭部、胸部、腹部等全身の断層像(輪切り)や立体像(3D)の鮮明な画像が得られ、短時間の息止めで検査を受けていただけます。

※造影CTは予約が必要ですが、単純CTは月曜日~金曜日の8:30~15:00までに紹介状を持って来院していただければ予約不要です。

3.MRI検査

Figure 4

MRIとは(Magnetic Resonance Imaging 磁気共鳴画像)の略称です。非常に強い磁石と電波を利用して人体の様々な断面を撮像する検査です。
福岡大学西新病院ではシーメンス社製 MAGNETOM Aera 1.5T超電導型MRI装置を導入しています。
装置入り口の開口径が70cm、装置長が145cmのショートガントリの為、圧迫感も少なく、装置内部も大変明るく、開放的な検査環境で、患者さんもストレスなく検査を受けることができます。

MRIの特徴

Figure 5

  • X線を使いません。
  • 体中のあらゆる方向の画像が得られます。
  • 痛みは全くありません。
  • 強い磁石と微弱な電波を使って検査をします。
  • 検査時間が長くかかります。
  • 大きな音がします。

Figure 6

MRで得られる画像は頭部脊椎領域 胸部心臓領域、腹部領域、四肢、血管領域等です。

MRI検査は非常に強い磁石の力を利用していますので、体内に金属がある場合は検査を施行できない場合があります。

また、MRI装置は構造上狭いトンネルのような形をしております。したがって狭い場所が苦手な方(閉所恐怖症)も検査が施行できない場合があります。

※MR検査は予約が必要です。

4.RI検査(核医学検査)

Figure 7

Figure 8

Figure 9

微量の放射線を出す放射性医薬品を体内に投与(静脈注射など)して診断する検査です。形態だけではなく、機能や代謝を画像にできるという特徴があります。シンチ検査ともいえわれています。

核医学とはごく微量の放射性同位元素(Radioisotope、ラジオアイソトープ)を目印としてつけた医薬品を用い、病気の診断や治療をする医学の専門分野です。

アイソトープで目印をつけた薬を体内に投与しますと、特定の臓器や組織に取り込まれ、そこで放射線を出します。これを「ガンマカメラ」と呼ばれる特別なカメラで測定し、その分布を画像にします。放射能の測定は大変高い感度で行ますので、ごく微量のアイソトープで安全に、苦痛もなく、身体の各部分の働きや化学的変化を画像にすることができるのです。

(注意)
放射性医薬品は検査当日しか使用できない特殊な薬ですので予約が必要です。また、キャンセルも前日までに連絡をお願いします。

5.透視検査

Figure 10

Figure 11

消化管造影検査は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の病気がないかどうかを調べます。通常はバリウムと呼ばれる白い液体と空気を注入もしくは飲んでいただき、臓器を膨らませた状態で粘膜にバリウムを付着させます。粘膜の状態がX線透視装置〈フラットパネルディテクター〉に写りますので、異常があるかないかがわかります。

最近のバリウムは味と香りがついており、ずいぶん飲みやすくなっています。

6.心臓カテーテル検査

Figure 12

カテーテルを用いた治療をIVR(Interventional Radiology)、一般にインターベンションといえいます。心臓カテ-テル検査室で行われるIVRには冠動脈拡張術PCI、血管拡張術(冠動脈以外)PTA、アブレーション、ペースメーカー植え込み術などがあります。

【主な取得資格】
認定・資格 主催 人数
第1種放射線取扱主任者 原子力安全技術センター 1名
超音波検査士(臨床検査技師含む) 日本超音波医学会 消化器4名
血管3名
医療情報技師 医療情報技師育成部会 1名
X線CT認定技師 日本X線CT専門技師認定医機構 1名
胃がん検診専門技師 日本消化器がん検診学会 1名

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